そんな方法あるなら是非知りたい! どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法
どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法
この本を手に取ったきっかけは、表紙のイラストだった。
このタッチの絵がなんとも言えない自分の好きな感じで、私の手に取らせた。
自分の描きたいタッチの絵だな〜と感じた。
こんなに上手に描くことはできないけど・・・私も絵を描くことが好きなのです。
何気なく手に取った
『どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法』
との出会いでした。
どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法のタイトル
塾の講師をされていた、坪田先生が書いた本ということで見た時に思ったこと。
自分の中の本当に勝手なイメージで、恥ずかしい限りだが
この本は、誰でも頭が良くなる勉強法があり、且つ楽して頭が良くなる方法を教えてくれるのかと思った。
なんて身勝手な自分と思いきや
プロローグで、グサッとササッた。
プロローグでは
効率的な勉強法を教えてとよく質問されるが
残念ながら、そんな方法はありません。
と・・・あった。
みんな考えることは一緒か・・・。
思ったのと同時に正直驚いた。
衝撃を受けるとともにスッと自分の中に入ってきた。
今までこういった類の本で、そういった否定的なことを断言的に言うことはなかった。基本的には肯定的な良いことしか言わないことがほとんどな気がする。
確かに、この本は効率的な本を教えてくれるとは一言も言っていない。
自分の先入観、思い込みだった。
自分も常々考えていたことであるため、こういう言葉を求めていたと認識した。
そんなもんはないのだろう。ただ、そう言ったものがあるなら教えてほしいものだと
ずっと思っていた。
筆者からの人はなぜ勉強するのか?勉強の目的とはなんなのか?
という問いに自分はすぐに自分の答えを見つけられなかった。
個人の成長である。
成長とは、「できなかったことが、できるようになること」
自分で課題を解決できるように、考えてその対策を実行できることである。
とあった。
何に対してもそうであるが、目的を知るのと知らないのでは
天と地との差があると最近ではとても思う。
そして、ここでもやはりPDCAなのだ。
自分で自分にあった勉強法の仮説を立て
実験・観察 → 記録 → 検証と分析
また仮説を立てることをして、仮説のブラッシュアップをして
改善と成長につなげていくのだ。
この本では更に勉強法のヒントを与えてくれている。
人間には9のタイプがいて、自分の性格を知ることにより
自分にあった勉強法を手にいれ、効率を上げようという。
昔の学び、勉強とは、現代の苦行のようなものではなく
もっともっと知りたいと思う、探究心から。楽しんで行っていたものだ。
そのことを再度認識して好奇心を持ち、挑み続ける姿勢が求められる。
自分もその波に乗れるように日々精進していくこと今後の課題であると言える。